無塩バターってなんで高いの
最近、クッキー作るのにハマっている。
お菓子作りは工程が多くて面倒なので基本的にはしないが、クッキーはパパッと作れる手軽さがある。
もともとクッキーが大好きなこともあって、2週続けてクッキーを焼いている。
クッキー作りにはバターが欠かせない。
だいたいのレシピでは無塩バターとの指定がある。
無塩バターなどお菓子作りをしない我が家に買い置きはないため、買いに行くことになるのだが、バター売り場で結局有塩のバターを買っている私がいる。
何しろ同じメーカーのバターでも、必ず無塩の方が高いからだ。
だいたい60〜100円くらいの価格差はあると思う。
そもそもなぜ無塩の方が高くて、有塩が安いのか?
バター作りの工程で塩が必要なわけではないし、出来上がりは通常無塩状態。むしろ有塩の方にあえて塩を添加しているはずなのだ。
もともと有塩のものから手間をかけて塩を取り除いた…なら、無塩が高い意味はわかる。
しかしバターに関してはむしろ逆である。
理由は大きく二つ。
品質保持の差と需要だ。
塩が添加されているか、そうでないかによって大きく変わってくるのは「持ち」だ。
無塩バターは有塩のものより傷むのが早く、品質管理が難しい。
そして無塩バターは有塩のものほど需要が安定しない。
というのは、私が最初に触れている通り無塩バターというものはお菓子作りなどをする人が使うのであって、一般的に普段使用するのは有塩だからだ。
クリスマスや、バレンタインの時期はお菓子作りをする人が一時的に増えて需要が増加する。
今の時期はまさに私のような人が世の中的に増えているわけだ。
バレンタインが終わればまた需要は低下していくのだろう。
需要が不安定なものは当然供給が減らされ、値段が高くなる傾向にある。
有塩バターは時たま安く売られることもあるが、無塩バターはそういうタイミングが少ない。
と思っていたのに、昨日イオンに寄ったら賞味期限切迫で30%OFFの無塩バターが売っていた。
クリスマスという需要が多い時期のために仕入れたものの売れ行きが悪かったのか、理由は定かではないが30%OFF。
プライベートブランドの有塩バターよりも安い!!嬉しくなって2箱買ってしまった。
1回でのクッキーのタネ作りでバター1箱使うのですぐ消費すると思うのだが、食べ過ぎも良くないので自制。
お菓子作りは基本無塩だろうが、今までクッキーを焼くのに無塩を使ったことがあっただろうかと考えるくらい、無塩バターを買った試しがない。
なんなら学生時代はマーガリンで作っていたし、社会人になってようやくバターを買えるようになった。
バターの使用量が多いお菓子だと塩分が影響してくるようだが、クッキーはまず問題がない。
私の母に言わせれば「塩入ってる方が甘じょっぱくて美味しいんじゃない。」とのことだ。
最近は塩クッキーなる塩を入れて作るクッキーも人気だし、そう問題ではあるまい。
無塩バターの方がバターの風味が感じられて良いと言われているので、それは少し楽しみだ。
グラスフェッドバターで作った後に、プライベートブランドのバターで作ったらバターの風味の差を如実に感じる結果になったのだが、今回はどうなるだろうか。
適当レシピ
・バター200g
・小麦粉320g
・砂糖100g
・卵黄1個
・バニラエッセンス適量
バターを電子レンジで溶かしたら全てを一気に混ぜ合わせる。
棒状にしてラップで包んで冷蔵庫へ一旦入れる。
固くなったら包丁で適当な厚みに切ってオーブントースターで大体180度15分加熱。
トースターで簡単に焼けて、何も考えなくていいのでおすすめ。
簡単なのにすごく美味しいので、幸福度は高い。
週末また作ってみよう。今回はアールグレイ入りにしようかな。
京都ペンギン相関図2023
帰りの電車でふと見上げたら、車両丸ごと京都水族館の広告だった。
京都水族館は京都駅から一駅のエリアに位置していて、海のないエリアに建つ珍しい水族館だ。
10年前に開業し、比較的新しい。海の水を使わずに人工海水100%というのは開業当時国内初の取り組みと言われていた。
開業時私は大学生だった。最初のうちは京都水族館のイルカショーは全然いうことを聞かないとよく言われていた。
海の生き物に特段興味がない私でも近場ということで3度ほど行く機会に恵まれた。
そんな私の思う京都水族館の推しはオオサンショウウオとペンギンだと思う。
正直なぜあそこまでオオサンショウウオを推しているのかが分からないくらい、京都水族館はオオサンショウウオ推しがすごい。エントランスを抜けてすぐお出迎えしてくれるのは他でもないオオサンショウウオだ。
そしてお土産売り場に行けばオオサンショウウオのぬいぐるみがサイズ豊かに並ぶ。
迂闊にも少し欲しいと思った自分さえいた。
そして他の水族館でも大人気のペンギンも京都水族館でももれなく人気の生き物だ。
今日と水族館ではペンギンゾーンが1・2階に分かれていて、1階では水の中を泳ぐペンギンが見られる。2階では陸の上をよちよち歩くペンギンを見ることができるのだが、その距離がとても近く、身近に感じることができるのが魅力だ。
京都水族館では現在59羽のケープペンギンが暮らしているのだが、このペンギンたちの関係性を可視化したペンギン相関図が面白いのだ。
このペンギン相関図は2018年から公開されていて、毎年アップデートされている。
ペンギンたちそれぞれに社会性や個性があることを垣間見れてつい見入ってしまう相関図だ。
京都水族館のペンギンたちの名前も京都らしくて好きだ。
京都の街といえば碁盤の目になっていて、通り名を覚える「まる・たけ・えびす・に・おし・おいけ〜」という歌が有名だ。その通り名からペンギンたちの名前は名付けられている。
丸太町通りからとった「まる」に、竹屋町通りからとった「たけ」といった具合だ。京都人にとっては親しみやすい名前である。
冒頭の電車内の広告では今年もペンギン相関図がアップデートされたことがお知らせされていた。
1両丸ごとペンギン相関図の広告になっており、電車に乗っている間ついつい見入ってしまっていた。
「みかげ」はパートナーと別れ、今は、ひとりで紐と遊ぶのにハマっています。
「よしや」は今、初カノの「ぽん」と夫婦になった時ほど一途ではありません。
「りょう」は妻を奪われました。今、家も狙われています。
「まつ」と「まん」はギリギリ、まだ夫婦です。
などと、何があったんだよ…と言いたくなる内容のオンパレード。そしてここでわかることはペンギンは結構移り気であるということ。
妻を奪われた挙句家まで狙われている「りょう」なんてどこの昼ドラかというくらいの泥沼感。
ついつい京都水族館のHPまで行って相関図を眺めている自分がいた。
私が好きなカップルは「かまんざ」と「さや」の歳の差カップルだ。
2020年までは二羽の間に恋愛の兆しなど全くなかった。それもそのはず、「かまんざ」は京都水族館最年長でもはや御隠居モードだったのだ。
それが突如として2020年「さや」との17歳カップルが爆誕。
人間で考えても17歳ってすごい歳の差やぞ…。
「さや」は彼氏の「かまんざ」の姿が見えなくなると一生懸命探すようになったり歳の差をものともしないラブラブさを発揮。2022年には晴れて二羽が夫婦になったのだった。
そして今年、なぜか高齢の「かまんざ」が突如としてダメ男になりかけるも、なんとか持ち堪え、まだまだラブラブは健在の2羽。寝るときは「さや」にもたれかかるなど、微笑ましい仲良し夫婦の姿を見せているそうだ。
そんな裏話を知って見ると、ペンギンたちがただ可愛いだけでなく、愛しく見えてくる。ペンギンの見分けは難しいが、京都水族館ではバンドカラーの組み合わせで個体の識別ができるようになっており、「ぺんたごん」というシステムでどの子が誰なのかが簡単に検索が可能だ。
ぜひ京都水族館に行った際にはじっくり見てみたい。
このページから相関図を見ると、過去の遍歴まで確認できるようになっていてさらに面白い。
ぜひ昼ドラ顔負けのペンギンの世界を見てみてほしい。
アドベントカレンダー
12月にといえばクリスマス。
仏教徒が大半の日本には本来関係ないはずのイベントだが、この季節になれば街はクリスマスムード一色だ。
リビングにツリーを飾って、玄関にリースを飾るのが子供の頃の私の仕事だった。
クリスマスの日は母が骨付きの鳥もも肉を焼いてくれて、母と2人で作ったケーキを食べて眠る。
朝起きたら勉強机の上にサンタクロースからの贈り物が置かれている。
ワクワクしながら贈り物を開けて両親に報告するのだ。
本場のクリスマスとは違う日本風のクリスマスだ。
ある程度歳を重ねてから、12月25日ってキリストの誕生日なんだな…と、知ったと思うが、そもそもこの認識も間違いだという。
キリストの降誕を祝う日として12月25日が設定されているだけで、キリストが生まれた日の明言はされていないのだ。
一説によると今の暦で9月〜10月かも?なんて話もあり、誕生日というわけではないらしい。
私は仏教系の保育園に通っていたため、春の季節は毎年花祭りでお釈迦様の誕生日を祝っていた。
と言っても、よくわからないままお釈迦様に甘茶をかけて、自分も甘茶をいただく会…というような認識だ。
卒園して以降お釈迦様の誕生日をお祝いする機会もなくウン十年と過ぎ去ったが、毎年キリストの降誕は祝うのだから日本人の宗教観って不思議だ。
クリスマスイベントのひとつの楽しみとして、ここ数年日本で人気になっているのがアドベントカレンダーだ。
12/1からキリストの降誕の日まで毎日カウントダウンしていくためのものだ。
25個ある窓にはそれぞれお菓子などの小さなプレゼントが入っていて、毎日一つずつそれを開いて楽しむというクリスマスムードを高めていく。
何が入っているのかわからない窓を1日ずつわくわくしながら開いていく。なんて素敵なんだろう。初めてアドベントカレンダーを知った時にそう思った。
KALDIなどで以前から売っていて、開けるとチョコなどが入っているのがメジャーなのではないだろうか。2年くらい前に先輩が子供にLEGOのアドベントカレンダーを買ってあげたと話していたこともあった。
最近ではバリエーションが増えて決して子供向けではないものも増えた。代表的なものがコスメだ。
CHANEL、DIOR、YSL、JO MALONE、MACなどのデパコスブランドがこぞって日本でアドベントカレンダーの販売を開始した。
同時にYouTubeで「デパコスのアドベントカレンダー買ってみた!」的な動画がアップされた。
アドベント期間に一つずつ開ける楽しみはどこへ行ったのか。
昨年は10万ほどしたCHANELのアドベントカレンダーの中身が期待外れだったと炎上したりもしていた。
チョコやクッキーというかわいらしい話から急に大人の欲に塗れた話に変わってしまったのが悲しい。
新春の福袋のようなものだろうが、10万のブランドコスメって…とモヤモヤせずにはいられない。
ちなみにこのアドベントカレンダー、発祥はドイツなのだそう。
この時期のドイツといえばシュトーレンも有名だ。ちょっと小洒落たパン屋さんに行けば見つかるし、コストコでも取り扱いがある。
ドライフルーツがふんだんに入ったバター生地を焼き上げて表面に粉砂糖をまぶしたパンみたいなものと認識している。認識している、というのは私自身食べたことがないからだ。
そもそもそんなにドライフルーツが好きでもないのだが、なんとなく美味しそうに感じてしまう雰囲気に実際食べてガッカリしないようにしているのだ。
というのは建前で、値段が高いので食べるに至らないのだった。
昨日見たシュトーレンも手のひらサイズで3000円とかだった。ずっしりしていて具沢山そうだったけど、チャレンジするには高い。
このシュトーレンの食べ方も、アドベント期間に少しずつ切り分けて食べて、味の変化を楽しむものと言われている。
これまたなんて素敵な文化なんだろうと思っていたのだが、意外とドイツ人はその文化を知らないようだ。
本場のドイツでは少しずつ切り分けて〜なんて言っているのは日本だけで、本場のドイツ人はそんなことは気にせず好きな量切って食べるし、足らなくなったら追加して買うらしい。
きっと昔はドイツでも毎日少しずつ大切に食べたんだろう。
でも時代が変わり、モノに溢れた時代になり、好きなだけ食べることが普通の世の中になったからシュトーレンの食べ方も変わっていった。
アドベントカレンダーもシュトーレンも、昔は特別なものだったから毎日少しずつ楽しむことができて、逆にその幸せは今の私たちにはわからないものなのかもしれない。
目標を公言するって難しい
今週、会社で上期の成績優秀者の発表があった。
この間まで同じ部署で働いていた後輩が「表彰取りたいです」と公言していたのを思い出して、その名前を探してみた。
…あった。
私の会社では半期ごとに成績優秀が表彰される。
表彰される人数もそれなりに多いので、タイミングと運があれば一度くらい表彰されることは長い会社員人生の中でそれなりにあるものだと思う。
かくいう私も何度か表彰をいただいたことはある。
ただ本当に優秀な人はタイミングや運に依らないので、連続して入賞し続けている。
それが私みたいな凡人との差だ。
本当に優秀な人を掻き分けて、狙って表彰を撮りに行くのは難しい。
同じ入賞でも、たまたま入れた的なものとは価値が違うと私は思う。
私も御多分に洩れずそうなのだが、今の若い人にはガツガツ感とか積極性がないと言われる。
通知表が相対評価から絶対評価に変わった時代に育ち、順位をつけて掲示するのが良くないという風潮の中で生きてきた日本のミレニアル世代以降の若者たち。
果ては徒競走で順位をつけないでみんなで手を繋いでゴールなんて大人が言い出すのだから、そりゃあそういう風に育って然るべきなのだ。
それを大人になってからやれ最近の若い奴らは覇気がないだの、積極性がないだの言われても、そんな勝手な…と感じずにはいられない。
でも大人たちは覇気があって、積極的で熱量のある若者が大好きだということも理解している。
なんなら、自分が先輩の立場になればやっぱりそういう子の方が教えがいがあるなあと思うのも事実である。
私も勝手な大人になったものだ。
それなのに、ガツガツしすぎも嫌われる。
そしてこうなりたいという目標を掲げると笑われたりもする。
上昇志向が強いことは悪いことではないはずなのに、日本社会では激しく浮く気がする。
その辺の匙加減がとても難しい。
そんな中で後輩の彼は異動して来てすぐに「表彰がとりたいです。」と言った。
私は勇気があるなあと思ったし、先輩として応援したいと思った。
私は負けず嫌いな一面もあるが表彰が取りたい!と公言したりはしない。当然取れたら嬉しいとは思っているけれど。
それは取れなかった時の予防線を張っておきたいからだ。
しっかりと目標を掲げられる人はそれに向かって努力する自信があるからなのだと思う。
私は正直そんな自信はない。
もう一つ感心したことがある。
彼が昨年宅建を受けた。惜しくも結果は不合格だった。
その時に先輩たちが陰で「あいつ大層な目標掲げるけど、結局落ちてるし。大したことないな。」と言ってるのを聞いた。
10歳も下の後輩に対して陰口とか、だっさ…と心で思ったのは間違いない。
上司からは宅建は難しいからもう少し難易度の低い試験から受けなさいなどとアドバイスされていた。
そして今年彼は宅建に合格したことを報告してくれた。
周りが無理だと思っていた合格を、しっかりと努力して掴み取ったのだ。
先輩たちはどう思ったのだろうか。
私は彼みたいにはなれない。
でも彼みたいに目標を掲げて努力する人を悪くいうような人間にはならない。
目標を公言することが難しいことだと理解しているからだ。
応援していた後輩の努力が結ばれたことがとても嬉しかった。
おめでとう、とメールを送ったら返事が返ってきた。
「イアさんのおかげです。イアさんに教えてもらったおかげで繋がった数字もありました。」
おべっかとわかっていても悪い気はしなかった。
今年も終わるけどふるさと納税まだだった
私は毎年ふるさと納税をしているのだが、懲りずに今年も駆け込み納税だ。
別にどこにしようとか悩んでるわけでもないのだが、なんとなく先延ばしにしてしまう私の悪い性格が出ている。
そして今年もギリギリにワンストップ特例の申請書を送って、間に合ったかなあ!とドキドキしながら5月の住民税のお知らせを待つのだ。いや、それはよくない。
今年からはオンライン申請もできると聞いたが、それもマイナンバーカードがないのでできないのだ。これまた先延ばしにしたツケが回ってきている。
しかし兎にも角にも納税先を決めねばなるまい。
ということで、私がふるさと納税を毎年しているおすすめを紹介したい。
ふるさと納税サイトはさとふるやふるなびなど色々とあるが、私は楽天ふるさと納税一択だ。
というのも私は楽天経済圏で生きている人間なのである。
楽天の会員ランクはダイヤモンドを長年維持している。これは楽天カードを利用してそこそこに楽天市場で購入すれば簡単になれるものなのでそこまで誇れることでもないが…。
楽天カード決済で1%還元、そして楽天市場のポイントアップデーにふるさと納税の申し込みをすることでさらにポイント還元を期待できる。
ポイントというのは非常に侮れないものである。去年の獲得ポイントは56,504ポイントだった。つまり56,504円分返ってきたということ。ニコニコ現金払いだと0円だというのに。
溜まったポイントでちょこちょこと自分にご褒美が買えるのも嬉しい。
(使うことしか考えてない。)
私がだいたいこの時期からふるさと納税を始めるのにはもう一つ理由があって、そもそも頼みたいものが冬の食べ物だからだ。
毎年この寒くなってきた時期に頼んで到着を心待ちにするのがルーティンのようになっている。まずは毎年欠かさず頼むものから紹介したい。
私の大好物牡蠣だ。好き嫌いあるかもしれないが、私は無類の牡蠣好きで毎年岡山の日生まで牡蠣を買いにいくほどなのだ。
そんな私がお気に入りなのは福岡県糸島市の返礼品で日進丸さんの牡蠣だ。
私は躊躇なく5kgを毎年頼んでいるが、そんなにはいらないでしょという方は3kg、2kgも選べるので気軽に頼めるはずだ。
こちらの牡蠣は返礼品らしく本当に綺麗な状態で届く。岡山や兵庫の道の駅等で買う牡蠣は結構殻に汚れがついていて洗うのが大変なのだが、糸島の牡蠣は綺麗に洗われて箱にビシッと並べてやってくるので、その美しさにため息が出る。
そして身がプリッとして大きくて、口いっぱいに牡蠣の美味しさが広がるのだ。
食レポ苦手なので語彙力がないのはご容赦願いたいところ。
食べ方は殻ごと鍋に入れて水とお酒で豪快に蒸し焼きにする。アツアツの牡蠣の殻を付属のカキナイフで上手に開けてレモンをぎゅっとしぼる。
牡蠣ってどうやって食べたらいいの?と悩まれる方も多いようだが蒸し焼きが1番簡単で手間がない。生の牡蠣を剥くのは大変だし、焼きガキは殻がはじけて自宅でやるには危険だ。
私はお酒を飲まないが、最高の酒のアテだと思う。
牡蠣はナマモノなのでちゃんと到着日が選べるのも嬉しいポイント。
我が家は平日に到着されると非常に困るのでいつも土曜日を到着日にしている。
今回は2月11日に到着予定だ。後になると土曜は埋まってくるので早く注文したほうがいい。
そしてもう一つ
こちらも福岡県。上毛(こうげ)町というところの返礼品。福岡名物のモツ鍋である。
上毛町はやまやや博多華味鳥、楽天地などの有名店のモツ鍋セットを色々用意されているようなのだが、私はいつもこの「訳ありモツ鍋10人前牛モツ1kg」のセットを頼んでいる。
訳ありの理由は通常のセットにはちゃんぽん麺と薬味がついているところがこちらは牛もつとスープだけだから。それ以外は何も変わらないらしいので、心ゆくまで牛もつがたべたい私はいつもこちらを選んでいる。
例年やまやのモツ鍋が届いているように思うが、今年のページには明言がないので今年どうかはわからない。なんせまだ届いてないもので。
牛もつに関しては国産との明記もあり安心だ。私はホルモン系は小腸以外はいつまで噛んでたら良いかわからず苦手なのだが、こちらは小腸オンリー。
大きくてプルップルで甘い。体には最高に悪そうだが、味は最高にいい。
そしてスープは九州のアゴだし醤油スープ。九州の甘めの出汁ってすごくいい。
そうそうモツとスープは小分けになっているのも使い勝手が良くておすすめポイント。
我が家は3人家族で2回に分けてモツ鍋を楽しんでいる。
ちゃんぽん麺は近くのイオンで買って入れている。やっぱりモツ鍋はちゃんぽん?いやラーメンも捨てがたい?とか言いつつ最後にはちゃんぽん麺。
ふるさと納税は食品に限らず日用品や家電など様々な商品がある。
私は必ず食べ物にして家族みんなで美味しいものを食べるようにしている。
毎年上記二つは固定メンバーなのだが、その時の気分で高級フルーツも頼んだりする。
なかなか定価で買うには勇気がいるのでふるさと納税はいいチャンスだ。
たった2,000円の手出しで色々と美味しいものが食べれるなんてこの上ない幸せ。
自分の所得に応じて金額の幅があるのでしっかり計算してオーバーしないように頼んで、よきふるさと納税ライフを楽しみたい。
教習所選び
こちらの話の続き。
免許をとろう!と一念発起した私は、教習所を探すことにした。
だいたい30万円くらいかかると想定していても、少しでも安く済むならそれに越したことはない。
教習所探してわかったのは年齢を重ねるほど高くなるということだ。
そもそも学生なら学割が効く。世に出て働いている社会人にはそんな割引はない。
でも実はそれだけではない。
教習所では技能が補修になったり、検定不合格の場合の再検定になったりする。その回数ごとに、追加費用が課されることになる。
そこで追加費用が膨らむことに不安を覚える方向けに、安心パックというものが用意されている教習所もある。
入所時に安心パックを選んでおけば、安心パック料金以上に追加費用を取られることがない。
私が見た教習所では、25歳以下は2万円、26〜35歳までで3万円、36〜45歳まで4万円、46〜55歳まで5万円、50歳以上では安心パックの利用が不可になっていた。
歳を重ねれば重ねるほど能力に衰えが出てくるから、定額制の安心パックは50歳以上では取り扱いがないのだろうか、などと無駄に考えた。
再検定なしでトントン進めば、安心パックで払った費用は無駄に感じるし、3万円あれば買いたいものいっぱい買えるよなと結構真剣に悩んでしまった。
ところで日本で一番教習所が安いところは皆さんご存知だろうか。
というかそもそも地域差ってそんなにあるの?と思われがちだが、これが存在する。
合宿免許はチートなので、抜きにして通学免許AT限定の全国平均は287,946円だ。
最も安いところは青森県なのだが、平均252,882円。ちなみに沖縄、香川と続く。
一番高い県はトヨタを擁する自動車大国愛知県で、320,658円。
青森でとるか、愛知でとるかで67,776円もの差があるのだ。
なぜこのような差が生まれているのかはわからないのだが、多少家から離れていても数万単位で変わるなら安い方を選ぶ方がいいのかも?と思い始めた。
そして、京都がなんと全国で4番目に免許取得費用が安い県であることがわかった。
地元の滋賀県は平均288,662円で、全国平均より少し高いくらいなのだが、少し京都に行くだけで平均263,310円となる。
滋賀から大阪へ通勤している身からすれば、京都などちょちょいのちょいで着く。
京都在住の友人にどこで免許とった?と聞いてみたところ教えてくれた教習所が264,000円。
なおかつ私の心配していた補講や再検定料などの追加料金が一切かからない仕組みだったのだ。
ちなみに滋賀県には月の輪自動車教習所という有名な教習所がある。
なぜ有名なのかというと、YouTubeやTikTokなどを活用して教習所あるあるや運転テクニックに関する投稿などをしたことで、入所希望者が増加したからだ。
コロナ禍でありながら2021年の売上は過去最高に上ったという。
SNSを始める前から県内一の卒業生を誇っていて、実際滋賀県出身の友人は大抵が月の輪自動車教習所だ。
「教習所通おうと思っててー」というと、だいたいみんな口を揃えて「月の輪?」と聞いてきた。
私も当然検討してはいたのだが、教習費用が315,250円と京都の教習所とは5万円も違った。
しかも補講も再検定も1回ごとに5500円の追加だ。
こうなっては京都が圧倒的に良い。
ということで私は越境することに決めた。
滋賀県の知人からは、路上教習京都って大丈夫なの?とかなり心配された。絶対滋賀でとる方が楽だよとアドバイスもいただいた。
滋賀県民は異常なほど京都の道を恐れているのだ。
ひとたび滋賀ナンバーで京都を走ろうものなら「ゲジゲジ」と揶揄される。
京都は一方通行が多くて狭い道も多いが、五条通のような交通量の多い8車線道路も存在する。
滋賀県民にとって京都はややこしくてよくわからない魔境なのだ。
そんな周りの心配をよそに、逆に京都で慣れれば滋賀は余裕でしょ!と意気込んで、今年の6月、私は京都の教習所に入社したのであった。
いっとき四条河原町でよく路上ライブをしていたグループの名曲。
美味しい季節
西教寺を選んだのは、夏に比叡山へ行った時にやったスタンプラリー「比叡山摩訶不思議伝説ウォーク」の場所になっていたからだ。
比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー2022 | お知らせ | 天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]
8月か9月に比叡山に行ったのだが、スタンプラリーは12月まで期限があるから、余裕余裕と先延ばしにしているうちに、もう期限間際になってしまった。
あと日吉大社と三井寺に行かなければならないようだが、無理だなこれは。
西教寺、無知な私は詳しくなかったのだが明智光秀ゆかりのお寺で、明智一族の墓がある。比叡山延暦寺や三井寺と比べて知名度はないが400以上の末寺を有する天台真盛宗の総本山ということで、結構立派なお寺ということはわかった。
高校時代世界史専攻だったので日本史は詳しくない、という苦しい言い訳をしておこう。
調べてみると、聖徳太子が建立したという説があるらしい。聖徳太子は実在したかどうか怪しいと言われているのはどこかで見聞きしたことがある。なのであくまで伝説の域をでない。
織田信長による比叡山焼き討ちの際に、この西教寺も消失している。
その焼き討ちの後に近江国を明智光秀が授かることになる。そして光秀が大津市坂本に坂本城を築いた。城と地理的に近かったため、西教寺との関係が深く、寺の復興にも光秀で援助があったと考えられているようだ。
私は正直もう少し小さいお寺かと想像していたので、予想以上に立派なお寺でびっくりしたのだ。
そして紅葉がとても美しかった。
緑と赤のコントラストも素敵だ。
そしてお天気に恵まれて空が青くて、より鮮やかに感じる。最高の紅葉狩り日和だ。
境内が坂を登ったところにあるため、琵琶湖が臨めるのも良い。
滋賀県の良いところは京都ほど混んでないところだ。立ち止まって写真を撮るにもそれほど周りに気を使う必要がない。
昨年は嵯峨嵐山で紅葉を見たが、あまりの人の多さに疲れてしまった。滋賀は穴場なのでぜひ滋賀での紅葉狩りをおすすめしたい。
滋賀県の宿命だが、公共交通機関でのアクセスは悪め。車で行くのがベストだ。
西教寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
大津市坂本5-13-1
9:00-16:30
拝観料500円
駐車場 普通車50台
ついでに近辺で美味しい和菓子屋さんを紹介したい。
昨年はじめて行ってからどハマりしている「宇治川餅大津店」だ。
なぜ大津で宇治川餅なのかはわからない。
宇治にある宇治川餅本店から暖簾分けされたそうだ。本店には茶団子しか売ってないように思うのだが、大津店ではフルーツ大福も販売されている。
茶団子もとても美味しくて好きなのだが、フルーツ大福はお土産に喜ばれること間違いなしの逸品。
季節によってフルーツがいろいろで、夏はマンゴーが出ていた。
みんな大好きいちご大福も出始めたようだが、残念ながら売り切れだった。
店に通じる道がかなり狭いのが難点。初心者マークの私は行ける自信ない。
狭いと言ってもステップワゴンやアルファードなどのミニバンで普通にいける、あくまで私が下手くそというはなし。
駐車場は店横に2台停めるスペースあり。
https://www.instagram.com/ujigawamochi/?hl=ja
宇治川餅大津店
9:00-16:00 定休日:火・水